畑岡奈紗さんは黄金世代に属するプロゴルファーで、「奈紗」という名前が米国航空宇宙局「NASA」にちなんだということでも知られています。
アメリカの女子ツアーを主戦場としていますが、2021年7月時点の世界ランキング9位で、東京オリンピックに日本代表として出場して活躍しました。
2021年6月の全米女子オープンでの笹生優花プロとの史上初の日本人選手同志によるプレーオフでも話題となりました。
ここでは、畑岡奈紗さんのウェア、260yd飛ばすスイング、父や母のサポートについて紹介します。
畑岡奈紗のウェアは「Admiral GOLF」
畑岡奈紗さんは、2020年2月より「Admiral GOLF」とウェア契約を結んでいます。
英国の伝統的なモチーフやカラーを使用していますが、スポーティーなデザインで動きやすいのが人気のブランドです。
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畑岡奈紗の260ヤード飛ばすスイング
畑岡奈紗さんのインスタあったスイング動画を見ると、一見して下半身の強さが感じられ、身長157cmという決して大きくない体で260ヤード飛ばせる理由がわかります。
右に体重をのせすぎてオーバースングになると切り返しに狂いが生じてインパクトがブレるので、そうならないように左足のつま先あたりを意識していると奈紗さん自身が言っています。
その言葉どおり左の軸を意識したスイングですが、トップで体重が左に乗ってしまうこともなく、しっかりとした下半身でスイング中に上下動せず両ヒザの高さが変わらないのが跳ばす秘訣とのことです。
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畑岡奈紗がゴルフを始めたきっかけ
ゴルフ経験のある母・博美さんがゴルフ練習場に連れて行ったことがきっかけで、畑岡奈紗さんは11歳・小学5年生の時からゴルフを始めました。
とにかくスポーツが得意だった奈紗さんは少年野球チームでも活躍するなど、どんなスポーツでもうまくこなしてしまったそうです。
ところが、ゴルフを始めてまもない時期に出場した小学生大会ではさすがにいい成績を残せず、それがくやしくて自分からゴルフに打ち込み始めたといいます。
畑岡奈紗の母はどんな人?
母・博美さんは、高校時代はバレーボールの選手だったそうで、当初は自宅から3kmほどにある宍戸ヒルズカントリークラブで事務員として働いていました。
ゴルフの腕前はベストスコアが80ぐらいとのことですから、アマチュアとしてはかなりの腕前で、ある程度真剣に取り組まないとそこまでは行きつかないと思います。
アメリカに渡って娘をサポート
奈紗さんは2017年から米国ツアーに参戦しましたが、一人だけの慣れない海外生活でコンディションは思わしくなく、7戦連続で予選落ちをするなど低迷が続きました。
日本にいる両親に電話して「帰りたい」と弱音を漏らすこともあったといいます。
そこで決意したお母さんは仕事を辞め、2018年4月から奈紗さんのツアー転戦に同行して精神面や食事面で徹底的にサポートしています。
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そのサポートの結果、奈紗さんは2018年6月「ウォルマートNWアーカンソー選手権」で米ツアー初優勝を果たします。
日本人として最年少優勝でしたが、まさに親子二人三脚で成し遂げた偉業といえます。
畑岡奈紗の父はどんな人?
畑岡奈紗さんの父・仁一さんは家具をメインに販売する会社に勤務するサラリーマンです。
学生時代は陸上で走り高跳びをやっていたといいますが、ゴルフは全くやらないので、礼儀を重んじる以外に口を出すことはなかったそうです。
畑岡奈紗(はたおか なさ)のプロフィール
生年月日: 1999年1月13日(27歳)
出身地: 茨城県笠間市
身長: 158cm
血液型: A型
出身校: ルネサンス高等学校
プロ転向: 2016年10月10日
JLPGA入会: 2017年10月1日(89期生)
趣味: 映画鑑賞
所属: アビームコンサルティング
小中学校時代でのゴルフの取り組み
畑岡奈紗さんが練習の拠点としていたのはお母さんが勤めている宍戸ヒルズカントリークラブで、自宅から約3km半ほどの場所にあり、小中学校時代、奈紗さんは毎日のように自転車で往復していたといいます。
ゴルフを初めて間もない頃は経験のあるお母さんに手ほどきを受けたといいますが、その後は独学で取り組み、1年後にはスコア70台を出せるまでになったといいますからすごいですね。
中学時代はゴルフを並行して陸上部で200m走の選手としても活躍し、これが下半身の強化にもつながっているようです。
畑岡奈紗さんは、中学3年生の時、中嶋常幸プロが主催するヒルズゴルフ・トミーアカデミーに一期生として入門し、卒業後も時々プレーを見てもらっているといいます。
高校時代の活躍・戦績
畑岡奈紗さんは、ゴルフに専念するために茨城県に本校がある通信制高校の翔洋学園高等学校に入学し、ゴルフ部に所属します。
その後、高校3年の時にルネサンス高等学校に転校し、同校を卒業しています。
2015年ヵら2016年前期までナショナルチームメンバーに選出されています。
高校在学時に個人で優勝した大会をピックアップしてみます。
2015年度(高校2年)
・IMGA世界ジュニアゴルフ選手権
・関東ジュニアゴルフ選手権
・茨城県アマチュアオープン(ジュニアの部)
・関東高等学校ゴルフ選手権夏季大会
・国民体育大会 ゴルフ競技 女子
・ファルドシリーズアジア 日本大会 (女子12~16歳の部)
2016年度(高校3年)
・IMGA世界ジュニアゴルフ選手権
・Faldo Series Asia Grand Final
・関東女子ゴルフ選手権
高校3年で日本女子オープンにアマチュア優勝してプロ転向!
畑岡奈紗さんは、2016年10月の「日本女子オープン」でアマチュアとしてJLPGAのメジャー大会で初優勝を果たしました。
そして、アマチュアがJLPGAレギュラーツアーに優勝した場合にプロテスト免除で正会員プロになれる規約を利用し、2016年10月10日にプロ転向を表明します。
17歳271日でのプロ入りは、宮里藍さんの18歳110日を更新し、日本人史上最年少となっています。
17歳アマ畑岡奈紗が史上最年少優勝 日本女子OP – 国内女子 @nikkansportsさんから https://t.co/S7CLDjwoW9 #日本女子オープン #日本女子オープンゴルフ選手権 #畑岡奈紗
— 日刊スポーツ (@nikkansports) October 2, 2016
プロデビュー後の活躍
プロデビュー後、国内では以下の大会で優勝しています。
2017年度
・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント
・日本女子オープンゴルフ選手権
2019年度
・日本女子プロゴルフ選手権
・日本女子オープンゴルフ選手権
2018年の「日本女子オープン」でも2位に入っていますが、4勝中の3勝がメジャー大会なのでメジャーに強いイメージがあります。
主戦場の米ツアーから一時帰国して国内のメジャー大会に挑み、その都度いい成績を残すのはさすがです。
アメリカツアーでの活躍
畑岡奈紗さんは、プロ宣言した2016年の12月に行われた米ツアーのファイナルクオリファイングトーナメント(QT)に進出し、14位タイとなって日本人最年少の17歳で翌シーズンの米ツアー出場権を獲得しています。
そして、2017年1月から9月にかけて米国ツアーに参戦しました。
2017年は環境の違いについていけず、予選落ちが続くなど苦戦しましたが、2018年はお母さんの全面的なサポートによって、6月の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」で米ツアー初優勝を果たします。
これは日本人最年少となる19歳162日での達成でした。
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翌週の米ツアーメジャー大会「全米女子プロゴルフ選手権」では最終日にトップに並び、プレーオフとなりましたが惜しくも敗れ2位タイとなりました。
その後、以下の試合で優勝しています。
2018年
・TOTOジャパンクラシック(USLPGA・JLPGA共催)
2019年
・起亜クラシック
2021年
マラソンLPGAクラシック
2022年
アリュア・LPGAドライブオン選手権
2025年
・TOTOジャパンクラシック(USLPGA・JLPGA共催)
2021年6月の全米女子オープンでは笹生優花選手とプレーオフを争い、惜しくも破れて2位となっています。
東京オリンピックに出場して活躍!
畑岡奈紗さんは、6月末時点の世界ランクで11位となり、日本人枠としては一番手で2021年の東京オリンピック出場を決めました。
世界ランクの面では全米女子オープンに優勝した笹生優花選手が9位に入ってきたため、11位に少し後退しましたが、笹生選手がフィリピン人枠で出場したため、日本人枠としては一番手で稲見萌寧選手とともに出場しました。
畑岡奈紗さんは、通算10アンダーで9位テイとなり、稲見萌寧プロは銀メダルを獲得しています。



