勝みなみさんは、高校1年生の時に女子プロゴルフのレギュラーツアー「KKT杯バンテリンレディスオープン」で史上最年少アマチュア優勝して注目されました。
その後、期待どおりにプロになって順調にキャリアを重ねてきました。
その後、2020年以降不調に陥りましたが、20021年5月の「リゾートトラストレディス」で2年ぶりに復活優勝をとげました。
ここでは、勝みなみさんの260ydの飛距離を出すスイングやゴルフウェア、負けずぎらいの性格、ゴルフ経歴などについて紹介します。
勝みなみの260ydを飛ばすドライバースイング
勝みなみさんは、身長157cmでツアープロの中ではどちらかといえば小さい方ですが、ツアー屈指のドライバー飛距離を誇っています。
2019年シーズンの平均飛距離は249.6ヤードで9位でしたが、2020-2021年シーズンは、255.2ヤードで、笹生優花選手、原英莉花選手に続いて3位に入っています。
インスタに最近のドライバーのスイング動画がありました。
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「ヒジから下は使わない」と言っているように、手首のコックをあまり使っていないので一見浅く見えますが、肩は充分にまわって捻れており、力強いトップです。
それを支える下半身のがっしりした感じがとてもいいですね。
みなみさんは、トップから左肩だけをイメージしてクラブを振り下ろすとスムーズに振りぬけると言っていますが、その言葉どおり、見ているに方も柔らかくて強靭な左肩まわりが目に入ってくる力強いスイングだと思います。
勝みなみの性格は?
勝みなみさんの性格は、とにかく負けず嫌いとのことです。
家族でトランプをしているときも勝つまでやめないそうで、4歳の時には鉄棒の逆上がりに挑戦し、手の皮がむけるほど練習してできるようになったといいます。
また、お母さんによると、お風呂でも自分の動画を見たりしているそうですが、お風呂から上がっても服も着ないでスイングしたりしているとのことです。
スッポンッポンでスイングとはすごい話ですが、のめり込むとまわりが目に入らずに没頭する性格でもあるようです。
ちなみに、みなみさんの夢は「世界一愛されるプロゴルファーになる」ということだそうです。
後述のテレビ出演時には、場の空気を読んで笑いをとるサービス精神も持ち合わせていたので、愛される素質は十分に持っていると思います。
勝みなみのウェアは?
勝みなみさんは、2021年からアメリカンスポーツブランド「チャンピオン」とオフィシャルアウトフィッター契約を結んでいます。
この契約ではゴルフウェアとトレーニングウェアのサポートを受けるとのことです。
みなみさんによると動きやすくてかわいいとのことですが、やはりかっこいいですね。
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勝みなみのプロフィール
生年月日: 1998年7月1日(27歳)
出身地: 鹿児島県鹿児島市
身長: 157cm
体重: 57kg
血液型: AB型
出身校: 鹿児島高等学校(鹿児島県)
プロ転向: 2017年7月29日(89期生)
趣味: 映画鑑賞、スポーツ観戦
所属: 明治安田生命
勝みなみがゴルフを始めたきかっけ
6歳の頃、ゴルフ好きのおじいさん(母方の祖父:市来龍作さん)についてゴルフ場に行き、おじいさんがゴルフをするところを見たのがゴルフを始めるきっかっけになったそうです。
ちなみに、おじいさんは将来みなみさんとラウンドできたら老後の楽しみになるという程度の気持ちだったといいます。
といっても、ゴルフ場内の池でオタマジャクシを捕まえたり、松ぼっくりを拾って工作したりして遊ぶのがメインだったそうです。
肝心のゴルフですが、ドライバーなどでうまく当たった時にすごくいい音がするのが面白くて本格的に始めたとのことです。
最初2年間ぐらいゴルフスクールに通ったのですが、あとは自分で練習して上達したそうです。
もちろんお祖父さんのアドバイスもあったと思いますが、すでに将来の片鱗が見えますね。
2010年、鹿児島・名山小学校6年生の時に全国小学生ゴルフトーナメント決勝大会で優勝し、早くも全国レベルの大会で頭角をあらわしています。
勝みなみの中学時代の活躍
鹿児島・長田中学校に進学してからは、地方から全国レベルまで様々な大会で次々と優勝を重ねていきますが、優勝した大会をピックアップしてみます。
2011年度(中学1年)
・九州ジュニアゴルフ選手権 女子12~14歳の部
・鹿児島アマチュアサーキットゴルフ大会 レディースの部
・第1回日中ジュニア親善交流試合
・第6回宮崎JCカップジュニアゴルフ選手権 中学女子の部
・九州ジュニアゴルフ選手権鹿児島県選考会
・第32回九州中学校ゴルフ選手権春季大会
・鹿児島県ジュニアゴルフ大会
2012年度(中学2年)
・全国中学校ゴルフ選手権春季大会
・九州女子アマチュア選手権
2013年度(中学3年)
・九州ジュニアゴルフ選手権 女子12~14歳の部
・文部科学大臣楯争奪 全国中学校ゴルフ選手権 春季大会
このうち、2012年の「九州女子アマチュア選手権」は13歳での最年少優勝でしたが、大会の2日前には体育の授業中にバスケットボールで突き指し骨折してしまったそうです。
中学生なので棄権という選択肢もあったかと思いますが、スイングに影響ないからということでギブスをしながらのプレーで見事に優勝しています。
勝みなみの高校時代の活躍
中学卒業前には全国のゴルフ強豪校から数々の誘いがあったのですが、他の分野の人とのコミュニケーションも大事との理由で、選んだ高校は自宅から自転車で15分と近くてゴルフ部のない鹿児島高校でした。
高校も中学までと同様に特定の人からコーチを受けずにゴルフに取り組むことにしたのですが、高校に入学してまもなく大記録を打ち立てます。
2014年4月に開催された女子プロゴルフのレギュラーツアー大会「KKT杯バンテリンレディスオープン」で、当時勢いのあったイ・ボミ選手(2015・2016年の賞金女王)を1打差で抑え、通算11アンダーで見事アマチュア優勝を果たしました。
女子ツアー史上4人目のアマチュア優勝で、15歳293日というツアー史上最年少優勝記録でした。
そのこともあり、高校1年から3年前期まで連続してナショナルチームメンバーに選出されています。
高校で他に優勝した試合は次のとおりです。
2014年度(高校1年)
・ニュージーランドアマチュアゴルフ選手権
・ネイバーズトロフィーチーム選手権
・日本ジュニアゴルフ選手権競技 女子15歳~17歳の部
2015年度(高校2年)
・日本女子アマチュアゴルフ選手権
プロテスト免除の権利を放棄し、受験してプロに
2016年には、同じ黄金世代で高校3年生の畑岡奈紗さんがアマチュアで「日本女子オープン」に優勝し、アマチュア優勝者に与えられるプロテスト免除の権利を行使して、17歳271日の史上最年少でプロに転向しました。
勝みなみさんも高校1年生のツアー優勝時に権利を行使してプロになれば、畑岡奈紗さんの前にプロ転向最年少の不滅の大記録を樹立できたのですが、プロ登録せずにアマチュアとして歩む道を選びました。
自分のペースでいくという信念に基づいたものだといいますが、日本女子アマチュアゴルフ選手権優勝などアマチュアでやりたいこともまだまだあったからだと思います。
ナショナルチームに参加して、海外の様々な試合で経験を積むこともその一つだったと思います。
当時はプロテストに合格していない選手でもQT(ツアー予選会)に出場できましたし、推薦による試合への出場回数の制限もなかったので、プロテストに合格しなくてもそれほど活動に支障はなかったということもあると思います。
2019年の規約改正以降は、QTに出場できるのはプロテストに合格して正会員となった選手に画技られるとうになったため、当時とはかなり事情が違ってきています。
みなみさんは公言どおり日本女子アマチュアゴルフ選手権に優勝を果たし、高校卒業後の2017年のプロテストを受験して5アンダーの9位タイで見事合格しています。
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プロになってからの活躍
2018年には、「大王製紙エリエールレディスオープン」でプロとしての初優勝を果たしました。
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2019年にも「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」で2勝をあげ、順調にプロとしてのキャリアを積みました。
2020年は飛距離アップしたものの不調に
「怪我をしない体を」と2020年になって始めたトレーニングで、ドライバーの飛距離が245ydから260ydまで出るようになったそうです。
ただ、飛距離が伸びた一方でボールが曲がり始め、右に行くのが止まらない状態になり、不調に陥りました。
2020年以降、試合で優勝争いをしていても、突然ボールが右に押し出し気味になってトラブルになり、スコアをくずす場面が何回かありました。
そんな中、2021年5月末開催の「リゾートトラストレディス」では、大会前に掴んだスイングの意識改革に全集中できたとのことで、見事2年ぶりの優勝を果たしました。
この後、全米女子オープンに挑戦しましたが、笹生優花選手の優勝と畑岡奈紗選手の活躍に大きな刺激を受けたと思います。
米国女子ツアー(LPGA)に参戦
勝みなみさんは、2022年末の米国女子ツアー(LPGA)最終予選会(Qシリーズ)を突破し、2023年シーズンより米国女子ツアーに本格的に参戦し、米国女子ツアーでの優勝を目指してがんばっています。
2025年10月の「ビュイックLPGA上海」では単独首位で最終日を迎え、初優勝への絶好のチャンスを手にしましたが、残念ながらプレーオフで敗れ、惜しくも2位となりました。
米国女子ツアーでの初優勝が期待されています。

