スポンサードリンク

左片手打ちのやり方①【ゴルフ】アドレスからバックスイングまでのコツ

基礎練習

ゴルフの片手打ちは多くのツアープロやレッスンプロが推奨している基礎練習です。

そのうちの左片手打ちは、プロの動画を見ると簡単にやっているように見えますが、実際に自分でやってみるとかなり難しいことがわかると思います。

ここでは、左片手打ちのグリップ、アドレス、バックスイングまでの具体的なやり方やコツについて、自らの経験に基づいて紹介します。

スポンサードリンク

左片手打ちドリルによる練習方法

左片手打ちドリルに取り組む場合、最初は20ヤードを打つぐらいのスイングで行います。

クラブの振り幅は、時計でいうとトップが8時、フィニッシュが4時ぐらいの目安です。

アプローチなど振り幅の小さいスイングの練習を普段からあまりしていない人には難しく感じるかもしれませんが、その場合はまず両手でこの振り幅のスイングをやってみて、ある程度コツをつかんでおいた方がいいかもしれません。

うまく打てるようになったら振り幅を大きくして、30ヤード、50ヤードと飛距離を伸ばしていき、両手で打った場合の7割ぐらいの飛距離が出るようになればベストです。

左片手打ちのグリップの握り方

自分はゴルフを始めた頃からずっとフックグリップなのですが、これは今さら変えないでいこうと思いました。

クラブをギュッと握ると力が入って手打ちになりやすいので、とにかく無駄な力を入れずに握るように心がけます。

自分の場合、中指、薬指、小指の3本だけで持つ感じで、力が入りやすい親指と人差し指を意識的に開き、完全に外して打つこともあります。

インパクトの時にボールに当てようと操作してしまうとうまくいかないので、このように最初から小細工ができない状態にしておくのも一つの方法です。

また、中指、薬指、小指の3本で握ることによって、後述する「クラブを引く動き」も入れやすくなります。

左片手打ちのアドレス

普段20ヤードのアプローチを打つ時のアドレスで行いますが、ピンに寄せるための練習ではないので、極端にスタンスを狭めに構えたりオープンに構えたりしない方がいいと思います。

自分の場合、体重移動を意識したいので、通常の20ヤードのショットよりは広めにスタンスをとっていますが、スタンスが広いとスウェーしやすくなるので難度は上がると思います。

最初から左手一本で持って構えるのではなく、まず両手でしっかりと構えた後に右手を外して構えるようにします。

最初から左手一本で構えると、左肩が下がったりして正しい構えがとれなくなる可能性があります。

スポンサードリンク

左片手打ちのバックスイング

左片手打ちのバックスイングでは、クラブヘッドを飛球方向後ろにまっすぐ長く引くイメージで、左手を曲げず、フェイスが開かないように、時計の8時の位置まで上げていきます。

自分が左片手打ちのバックスイングで意識していることをあげてみます。

飛球方向後ろにまっすぐ長く引く

クラブヘッドをまっすぐ後ろに引いているつもりでも、腰を中心に回転しているのでヘッドは自然にインサイドに上がっていきます。

自分の場合、まっすぐ長く後ろに引くことを意識しないとインサイドに引き過ぎてしまう傾向があり、その場合はうまくヒットできる確率が低くなりました。

クラブをまっすぐ後ろに引くと左手が体から離れていき不安な感覚になるので、思わずインサイドに引いてしまうのかもしれません。

これは手だけでクラブを引こうとしているから起こることだと思うので、クラブに同調するように腰を回し、グリップが常に自分の体の前にある状態を保てばその不安感は払拭できると思います。

手ではなく腰の回転でクラブを引くようなイメージでやるとうまくいきましたが、腰の回転でクラブを引いていくと、意識せずとも左手が伸びたままクラブを上げることができました。

左肩まわりを支点にして左手を曲げずに引く

バックスイング中に左手が曲がってしまうと、インパクト時には手の感覚だけで曲がった肘を伸ばしてボールのある位置にクラブヘッドを戻さなくてはなりません。

行程の長いスイングならともかく、小さい振り幅のスイングだとこれはけっこう難しいので、当たることはあってもスイングの再現性はかなり低くなります。

左腕の付け根・肩まわりを意識して、左肩を支点にして引いていくようにすると、腰も自然に回転し、手首のコックが入ることなく左手を伸ばしたまま引くことができました。

フェイスが開かないように引く

手首のコックを抑え、常にヘッドを体の正面に置くイメージで腰を回転させていくことによって、フェイスを開かずにクラブを上げていくことができます。

自分の場合は手首のコックを入れてしまうことが原因でフェイスが開いていました。

コックが入ってフェイスが開くと、インパクトでそれを戻す動きが必要になるので、スイングの再現性が低くなります。

振り幅が小さいので、少しでも飛ばしたいと体が反応した結果、コックが入ってしまうような感じでした。

コックを入れるとその分ヘッドが走り、うまく当たるとピシッと切れよく打てるので気持ちはいいのですが、基礎練習としての左片手打ちではそのように打つ必要はないと思います。

体がスウェーしないように引く

体を使ってクラブを後ろに引こうとすると、同じ方向に体がスウェーしてしまう場合があります。

おそらく体を回転させながら引くということに体が慣れていないので、引く方向にスウェーしてしまうのだと思いますが、左手一本だとさらにその傾向が顕著になります。

スウェーすれば、その分振り下ろした時のヘッドの最下点がボールの手前に来る可能性が高くなるのでダフるケースが多くなると思います。

バックスイングでスウェーした分、ダウンスイングで飛球方向にスウェーすれば、相殺されて帳消しになるように思いますが、飛球方向へのスウェーが大きい場合はトップが出るようになります。

いずれにしてもスウェーの帳尻をうまく合わせるのは至難の技なのでスウェーをしないことがベストです。

自分も気づかずにスウェーしていることがあり、その場合はダフりが多くなるのですが、その場で腰を回転させるように意識するとウソのようにダフりがなくなります。

左片手打ちの切り返しからフィニッシュまで

左片手打ちの切り返しからフィニッシュまでについてはこちらの記事をご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました